映画『引っ越し大名！』とは松竹より2019年8月末に公開される映画のタイトル。この名前にある『引っ越し』とは国替えのことである。舞台は江戸時代。主人公の読書好きな引きこもり侍・ 片桐春之介（星野源）が、藩士とその家族が引っ越しをする『引越し国替えプロジェクト』の総責任者『引っ越し奉行』に任命されることからはじまる。
時の藩主の松平直矩なおのり（及川光博）がある日、姫路（兵庫）から日田（大分）への国替えを申し渡される。その際に引っ越しをするのは藩士10000名、距離は600km～、予算はほとんど無し。この難関プロジェクトの責任者に任命された片桐が、サポート役として片づけのプロ（高畑充希）や助っ人（高橋一生）らとともに活躍する。
現代のビジネスでも話題となっていた『仕訳け』＝必要不要な事業を精査、判断されることや、『リストラ』『パワハラ』、予算の管理など本引っ越しプロジェクトでも数々と登場する。
そういった難関を乗り越えて、引っ越しプロジェクトを成功させることができるのか。また理不尽な公儀にどのように対応、対抗していくのかが見どころである。