
これから引越し業者にお願いする人、家が決まったけど次に何をしたら良いかわからない人向けに、数万円~もお得に節約して引越せる方法をご紹介します。
【記事を読むメリット】
実際にブン太郎・筆者は、これからご紹介する方法で、2人暮らし家族で『10万円の見積もり→4万円で引越し』できました。
1人暮らしだと『1万円代』で引越しできると思います。
また引越し料金がほぼ0円で引越せる裏技!?も
CMでも見かける『サカイ引越センター』や『アート引越センター』など聞いたことがある業者へ「とりあえず連絡してみようかな。。?」とお考えの方。
最初にお伝えしたいのは、「1社だけに見積もり依頼をしても安くなりません!」。
ではどうやって50%~も安くできるのか、コツをお伝えしますので、しっかり覚えてから見積もり依頼をしてください。絶対にお得です!
あと、引越し料金を実質0円に近くする裏技も紹介しているので最後までお付き合いください。

![]() | 記者【ブン太郎/元大手配送業者スタッフ】 某大手の配送業者で働いていた引越し・配送の現場がわかるライター兼トラック野郎。 |
引越し料金の相場はいくらぐらい?
最初にあなたの引越し料金がいくらぐらいか知ってほしい
引っ越し業者へ見積もりを出してもらう前にゼッタイに知っておいてほしいことは、『あなたの引っ越し費用はだいたいいくらなのか、相場を知ること』です。
これを知らずに見積もりをとったら、ゼッタイ損。お金をドブに捨てるようなものです。
引っ越し費用で浮いたお金を新生活の家電や生活費に充ててほしいので、お伝えします。

引っ越し費用のだいたいの目安
ご自身の引っ越し料金がだいたいいくらになるかご存じですか?
時期や荷物量、距離によりピンキリですが、引越しの平常月と呼ばれる5月~1月は以下のようになります。
人数 | 間取り | だいたいの費用 |
単身1人 | 1K~1LDK | 約2万~4万円 |
家族2人~3人 | 2LDK~3LDK | 約5万円~12万円 |
家族4人~ | 3LDK~ | 約10万円~20万円超えることも |
後程くわしく解説しますが、引越しシーズンとなる繁忙期2月~4月は、だいたい上記の2倍ぐらいかかると覚えておいてください。
単身の引越し料金相場
距離と時期別の料金相場をご紹介します。自身の引越し相場がどれぐらいなのか確認しておきましょう。

単身の場合は繁忙期(1月~4月)で距離が短ければ6万円前後、都道府県外への引越しであれば8万円~10万円が相場です。平常月(5月~12月)は繁忙期より-3万円ぐらい。
家族の引越し料金相場
家族の場合の距離と時期別の料金相場です。家族の場合は人数によって荷物量もかなり違ってくるのであくまで目安としてご参考ください。

引越し業者の繁忙期1月~4月になると家族の場合で距離が短ければ約10万円前後、都道府県外への引っ越しであれば10万円~25万円と幅があります。
つまり1~4月は家族も単身も引っ越すのはそうとう高い!
平常月は繁忙期の金額の6~9割程度の費用となっています。
引っ越しの相場を理解してから見積もりの交渉をするだけで、『見積もり金額が高いのか、安いのか』が判断できます。
1番安くて安心の業者を探して依頼するには?
引越し料金の相場はなんとなく理解いただけたと思います。
では次にどこの引越屋さんにお願いすれば『1番安いのか』をお伝えします。
まず覚えてほしいのが2つ。
- 引越し料金は、複数社に依頼をして、価格交渉をすればゼッタイに安くなります!
- 1社だけに見積もり依頼しても安くならない!
この2点を大前提で覚えておいてください。
では次に、「複数社に見積もり依頼って、どこに出せばよいの?」と思いますよね。
くわしく説明していきます。
引越し業者はどうやって決めるの?

何を優先するか人によって違いはあると思いますが、
「安くて、作業員の態度や作業が早くて良く、引越しの時間をキッチリ守ってくれる」
こんな引越し業者があったら、皆さん満足ではないですか?
つまり、あなたの引越しにとってサービスを受けた後の満足感は次の3つで決まります。
- 見積もりした時の営業マンの対応、態度、清潔感
- 料金の安さ
- 引越し作業をする人の作業スピード、清潔感、礼儀正しさ
単身で引越しをする場合もそうですが、特に荷物の多い家族の場合。
見積もりの依頼をすると、まずは1つめの営業マンから「訪問して見積もりしたいので空いてる日程ありますか?」と連絡が来ます。
訪問見積もりを受けてから、2つめの料金も結局、営業マンが決めます。
3つめの引越しの作業をする人は、引越し業者を決定して引越し当日までわかりません。
つまり1番安くてサービスも満足のいく引越しをするためには引越し屋さんの『1の営業マンの対応』次第ということ。
決め打ちでこの引越し屋さんが1番良いというのは無いのです。
見た目の第一印象で相手からの評価がほぼ決まる、という言葉もありますが、営業マンの「清潔感」と「こちらの要望に応えようとしてくれる姿勢=料金とサービスをがんばってくれる」人が良いですね。
でも1社だけの営業マンと話しをしても、他の引越し業者と比べることができません。
複数社へ連絡して、いろんな営業マンと話しをしないと、『どこが安くて、サービスも良いかわからない』です。
そんな時はこれ、『引越しの一括見積もりサービス』がおすすめです。
皆さんの希望条件(お住まいのエリアや荷物、日時等)を入れるだけで1番安くて安心の引越し業者を、1分ぐらいの操作で、3~10社ほど自動でオススメ&見積もり依頼してくれます。
また、実際に利用した人の『口コミ』が見れます。例えばですが、
30代女性の口コミ:「一括見積もりサービスを使ってお願いした時に、最初に電話がかかってきた営業の人の対応が親切丁寧で安心できたから決めた」
40代男性の口コミ:「たくさん電話がきたが、今すぐ電話で決めてもらえば安くできます、という営業担当の言葉がせかされているようで嫌だったのでことわった」
20代男性:「急な引越しだったけど、できるだけ安くしてほしいという要望にもしっかり親身になって相談にのってくれた」
こういった営業マンの対応も各引越し業者ごとに確認できたりします。

引越しの一括見積もりサービスを上手に使う2つのポイント

繰り返しますが、絶対に一括見積もりサービスをおすすめする理由は1つ。
『絶対に引越し料金が安くなります!』もう、これが一番のポイントです。
ぶっちゃけて、引越し料金に定価はほぼ無いと思ってください。つまり条件と交渉次第で『けっこう安くできます』。
ただし、、、一括見積もりサービスは『電話攻撃が来る』ので、ご利用は慎重にしてください。
どんな一括見積もりサービスでも良い訳ではなく、様々な一括サービスを利用してきた本サイト運営者がオススメするのは限られています。
どんなサービスが良いかと言うとポイントは2つ。
- 大手の会社が運営し安心して利用できること
- 一括サービス特有の電話攻撃に悩まされないサービス
バランスが良いのは大手不動産ポータルサイトを運営しているSUUMO引越しや、LIFULL引越しが良いと思います。
その理由の1つ目は、どちらも大手の東証一部上場会社のグループが運営していて安心です。
世の中色々なサービスで一括見積もりがありますが、会社自体が存在するのか?という不思議な会社が運営していたりするので、どこの業者へ依頼されるかも想像できません。。
2番目の電話攻撃をさけられる。一回でも一括サービスをご利用された方であればイメージできると思いますが、「依頼した瞬間に電話が鳴りやみません!」。しかも深夜であってもおかまいなしに電話がくるケースも。

だから、自身で引越し業者を選択できることが大事です。
自分で依頼ができる業者を選べることと、選ぶのはよくて3社ぐらいにしてください。
MAX3社なら電話も大して多くなりません。
ただ、それだけでは不十分で、 さらに電話をさけつつ依頼するテクニックも必要です。
【裏技】業者からの電話攻撃をさける方法

一括見積もりサービスを利用したことがある方はご存じかもしれませんが、引越しの一括見積もりサービスでも依頼をした瞬間に電話が鳴りやまず対応に苦労するケースが多いです。
とはいえ、見積もりを複数社へ出すことで料金の交渉ができるわけで、電話が多数来ることは避けて通れないと思うでしょう。では上手く電話を抑えつつ見積もりを取る方法をお伝えします。


電話で悩まないための2つのポイントをご紹介します。これさえ覚えておけば、実際に見積もりをしても電話攻撃で悩まされることは無くなります。
- 一括見積もりサービスで依頼する業者を3社にする
- 依頼サービスにある『備考欄』や『その他要望』が書けるところに『日中電話に対応できないため、メールで連絡してください』と書く
1番目の依頼する業者を3社にするのは前にお伝えした通り。結局のところ、訪問見積もりをしてもらう時間を調整できたとしても、よくて3社ぐらい(約3時間)が限界。
もし10社も訪問見積もりの調整をする場合、1社1時間としても平日や土日に合計10時間は確保できないはず。
また、訪問見積もりをいくつかの業者に同じタイミングでお願いするのはマナー違反。時間は短縮できたとしても、最終的にお願いする業者も他のライバルがいる中で料金交渉をされても良い気分にはならないです。
そして2番目の備考欄。こちらが特に重要です。
ホームページで見積もり依頼をする際に備考欄に記載した内容は引越し業者へ連絡がいくので、外せない要望は書いておくべきです。
そこで『仕事や用事があるので日中電話対応できないため、メールで見積もりをお願いしたい』と書いておくことでゼッタイに電話連絡が減ります。
もしそれでも電話が掛かってきた場合は、備考欄を読んでいないしこっちのことを考えてくれないので、その業者の営業に問題があるかもしれません。電話があった業者を候補から外しても良いと思います。

【注意】引越しの一括見積もりサービスでは、業者を選択できないものもあります。あれよあれよと依頼が勝手に進み、まったく知らない電話番号から連打で電話がなり止みません!
一括見積もりサービスの利用方法:入力手順と必要な情報
引越しの見積もりホームページから見積もりを依頼するフォームへ行きます。
次に下のリストになる必要な条件を入れるだけ。大体1~2分で依頼までできます。
依頼だけなら24時間ホームページで受け付けできるので急ぎの場合も便利です。
必要な情報
- 引越し元の住所と間取り ※例:東京都大田区〇〇123 2LDK
- 引越し先の市区町村まで ※例:東京都北区
- 名前とメール、電話番号
- 予定日と人数 ※例:4月10日 3人

もし10~20社も一括見積もり依頼をしたものなら。。想像しても恐ろしい限り。
【本当に??】引越し料金自体を0円(タダ)にする方法はあるの?


インターネットで検索したり、ニュースなどで目にする『引越し料金を実質0円!』『単身の引越しなら100円でOK』という広告や紹介があります。
実際に引越し業者へ依頼する料金を限りなく0円(無料)にする方法はあるか?というと、条件付きであります。
ただし注意すべきなのは、何もせず自動的に0円になることは絶対にありません。
つまり、インターネットなどの新規契約、家具・家電の新規購入をすれば割引や無料になる場合もある、ということ。
ではどうやって無料になるのか仕組みを説明します。例えば見積もり依頼をした業者の営業マン等から以下の提案を受ける場合が多いです。
- インターネット等のプロバイダやwifiなどの新規申し込み、開通をする
- 家電や家具などを購入する
もしどちらかの契約や購入をした場合、引越しにかかる料金がネット等の契約分安くなる、もしくは後程キャッシュバックを受ける形で実質0円になる仕組みです。
実際に家を引っ越す場合、引越し先のインターネット環境が変わることや新しく家電を買い替える時もありますよね?ですので、必要な場合はその提案を受けるのも良いかもしれません。

Aさん 家族2名 同じ市区郡町村内で引越し予定の場合
Aさんは同じ市区郡町村内で2名で引越しを考えています。引越し業者に訪問見積もりをお願いした際に、営業マンから家電・家具のカタログをもらいました。
ちょうど冷蔵庫を新調したいと考えていたので、カタログにある約10万円の冷蔵庫を購入を決めました。
そうすると、営業マンからの見積もり書には、
- 引越し基本料金 10万円
- 家電購入 10万円
となるはずが、
引越し基本料金 10万円- 家電購入 10万円
となっていました。
上記の例でいうと、結果として10万円必要となっています。ただし、内訳は『引越し料金が0円』となって、家電分を支払った形になります。
つまり引越し料金が無料にはなりますが、実際の家電分も料金は必要となっています。インターネットの新規契約も同じことで、業者が引越し料金をインターネット契約料金分を値引きします。
新居でのインターネットや新しい家電・家具が必要であれば、提案を受けるのも良いのでしんちょうに検討してください。
最悪なケースは、不要なものを「その場の引越し代が安くなりそうだから、、」と即決で購入・契約してしまい、後々使わないものを買ってしまうのはさけるべきです。家族と相談してよく考えてみてください。

極限まで見積もり料金を安くする方法
引越し料金を50%~安くする方法をこれまでご紹介しましたが、『もっと安くしたい!お金を節約したい!』とお考えの方へ。
少し細かい話になりますが、『極限まで安くする方法』をご紹介しましょう。
前提は、繰り返しますが、複数の引越し業者から見積もりをもらって、比べる。そして値段の交渉をする。これでキマリです。 1社だけに依頼しても安くならないですよ。


見積もり金額が決まる内訳は、前にお伝えした通り『荷物量』『移動距離』『時期』『オプション利用』です。
1・荷物を減らすと料金は必然安くなる。
なので、『3か月ルール』をベースに長く使っていない服や雑貨、家電等を処分しておきます。不用品回収や買取サービスを利用すると引越し代の足しにもなる場合があります。
また、荷物の整理は時間がかかります。ゴミの日も週1~2回と限られているので2週間前までには整理を開始しましょう。
なぜかというと、整理しているとゼッタイにゴミが出ます。なので最低でも4回ぐらい燃えるゴミを出せるようにしておくとゴミを家にためずにキレイに整理が進みます。

2・移動距離。
旧居と新居の距離が元になり、ガソリンと運転手と運転時間が必要となるため基本安くすることはできません。
3・時期
時期は前述の料金相場の通りで、特に引越しの繁忙期1月~4月の時期の引越しを避けます。
就職や転勤などでどうしても時期がズラせない場合は、
- 『平日』を選ぶ ※休日は人気なので高くなります
- 『時間指定をしない』 ※午前中や午後早い時間が人気なので高くなります
- CMで見る大手でなく、『中堅や中小企業』を選ぶ ※大手は人気なので高くなります
といったポイントを抑えることで、格段に料金が安くなります。
オプションは主に家電。エアコンやウォシュレットの脱着で数千円~2万円前後必要になります。新居でエアコンを買い替えるなどで引越し作業自体の料金は安くなります。


引越しの見積もりの取り方は3つ。
- 1番安い:一人暮らしで荷物も少ないなら、タクシーに積むか友達に頼む
- 次に安い:3社ぐらいから見積もりを取って料金の交渉をする
- 高いけど最短:1社に決めて電話で見積もり金額を聞く


『次に安くなる方法』は引越しの見積もりサービスを上手に使う方法です。
使い方のコツは、3社ぐらいに絞って、『良さそうな業者は一番最後に訪問見積もり、料金交渉をする』こと!
3社はCMでおなじみの大手2社、中小~1社が良い塩梅です。
それで、最後の本命の会社に、「○社は△円だったけど、△円より安くなりませんか?」と言ってください。
そう、家電量販店などで、白物家電とかの料金交渉をするのと同じ要領です。「ビッグ○○○だと△円だったのですが、ヤ○ダさんは△円より安くなりませんか?」という感じ。
【まとめ】電話攻撃に悩まず、引越し・配送料金を50%~安くするコツ
- 不要な荷物を処分し量を減らす
- 時期:時期を1月~4月を避け、平日で時間指定をしない
- 1月~4月に引越すなら有名大手をさけ中堅を選ぶと安い
- 一括見積もりサービスで業者が選べるサイトから3社にしぼって依頼
- 備考欄に「日中電話に出れないのでメールで見積もりが欲しい」と書く
- 料金交渉をねばり強くする ※即決しない
- 裏技を使う